第5章エース栗原回想記
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  • 執筆者の写真エース栗原

第5章エース栗原回想記

関東インカレと全日本インカレ


学生最速を決める大会、それがインカレ。

全日本インカレ(インカレ)の予選大会となる関東インカレ(関カレ)を規定順位以内でフィニッシュすることでインカレの出場権を得ることが出来る。



1年生の関カレは87位。78位までの基準をクリアすることが出来ず1年生のインカレ出場は叶わなかった。



その後、1年夏の1000km自転車旅行、フルマラソンやデュアスロンデビューを果たし、2年目のトライアスロンを迎えた。



大学2年のシーズン初戦は石垣島トライアスロン!旅行好きなので、早くもリゾートレースに出場してました。笑


ほぼ観光に行った気分だったけど、なんだかんだで入賞!!ψ(`∇´)ψ


話は戻って関カレ。最低ラインはインカレの出場権獲得。欲を言えば「エース栗原」にるべく上位フィニッシュをして、他大にも認知してもらいたい。そんな気持ちで那須塩原のスタートラインに立った。


スイム24:13-75位


バイク1:04:39-39位


バイク終了時1:28:52-47位


ラン37:18-11位


ゴールタイム2:05:52



23位

無事に全カレの切符を手に入れた。


1年前の自分よりスイム1分半、バイク7分半、ラン50秒速くなった。 なぜ速くなったのか。それは紛れもなく練習だった。



学校内でも先輩を追い抜かし、《国士舘大のエース栗原》になりつつあった。関東インカレを終えてから2ヶ月半経つと8月末にいよいよ全日本インカレが開催される。



香川県観音寺市。



僕は現地に向かうために僕はなんと18日前から家を出発した。現地の最終調整?そんなわけない。ではなぜか…



香川県まで自転車で行くから。笑


majide



忘れてはならない。大学2年になっても1番やりたいことは自転車で旅行することだということを!ψ(`∇´)ψ



というわけで!



大学2年自転車の旅

東京〜香川1500km

(ついでに香川で全日本インカレ!)



陸路で四国に上陸するためには広島県尾道市〜愛媛県今治市を繋ぐしまなみ街道を渡らなければならない。

(明石海峡大橋&瀬戸大橋は自転車走行NG。)



今回は3日目の静岡県藤枝市から神奈川大学の佐塚とともに2人での自転車旅行を重ねていった。



野宿と友人宅を繰り返しながら、観音寺市に近づいていく。そして2週間かけてついに到着!!


恐らく出場選手で1番早い4日前入り!笑


もちろん宿はないので、大会会場となる琴引公園の東屋で野宿。笑



早めについても暇なので讃岐うどんを自転車で巡り。讃岐うどんのシステムを理解しておらず、うどんを自分でお椀にいれて、食べてお店のおばちゃんと楽しく会話してお店を後にする。


そして気づく、お金払ってねぇ。笑


無銭飲食。笑


半日経ってから、再訪してお金を払う。


完全に僕らのせいなのに

「わざわざ来てもらってごめんねー」

とおばちゃんに言われる日本の文化に感謝。



レースが近付き全国から選手が集まる中で「香川県まで自走できた選手がいるらしい」と噂されながら初めてのインカレを迎える。



自転車旅行中にスイムやランをするはずもなく、ただし自転車練習と暑さ対策は万全すぎるほどにやってきた!

自分でも驚くほどにスイムをスムーズに終えて、バイクマンが揃う集団に入る。がしかし、どこか変だ…全然自転車に力が入らない。



なんと重い荷台を付けていたせいでサドルを止めるボルトが緩み、サドルが1番下まで落ちてた。。。majide



ママチャリこぎ状態。。。

立ち漕ぎは速い。笑



そんなこんなで練習を1番積んだはずのバイクで大きく順位を落とし、集団からも溢れてしまう。



がしかし、またもや全く練習をしていないランが冴え渡り、続々でパスしていき、初のインカレを29位で完走!!!ψ(`∇´)ψ



レースが終わることには

「自走できた選手はエース栗原っていうらしい」と徐々にその存在が広まっていく。



次回、第6章デュアスロン日本代表選考会2008カーフマンチャンピオンシップ!


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