• エース栗原

第32章エース栗原回想記

2017年IM70.3柳州/中国からKONAへの挑戦

IRONMAN最高峰の舞台であるKONAを目指すために、予選大会となるレースを探していた。


この年からIRONMANのブランドを中国企業が買ったため、中国でのハーフアイアンマン(IM70.3)レースでIRONMAN KONAの出場権利を得ることができることがわかり、ターゲットレースは4月のIM70.3Liuzhou(柳州)に設定する。


Swim1,9km-Bike90km-Run20km

への対策を立て、過去のリザルトをチェックしながらいざ中国へ!

上海から柳州へのフライトは一日一便!!

上海 22:10発、柳州 0:55


そんな崖っぷちのギリギリを乗り切りながら柳州に到着!

もちろん0:55から荷物受け取りとタクシー移動もあり、深夜2時に到着。。。

深夜のテンションで到着を報告。笑

宿泊先はIRONMANを買ったWANDAの5つ星ホテル!

中国のアクセスの悪い場所とは言え、トライアスリート憧れのKONAの出場権が獲得できるとあって、ヨーロッパ勢が多数!レース受付でもバキバキのTTバイクがならぶ様子に緊張していた。

レース前日は冷たく寒い日だったものの、当日は晴れ!!


しなしながら、このレースの難所はスイム!スイム会場となる川の水温15度!majide これがどれくらいかというと泳いでいて手がかじかむくらい。笑

ウェットスーツのキャップ版も着用しながら低温対策をして挑む。

水質はかなり低くて、緑系のワンウェイ!

このスイムコースが短すぎて、翌年から修正されることに。

泳ぎながら手がかじかむというなかなかない経験をさせていただき、スイムアップ。唇紫。

バイクコースは川沿いの道を行く途中に2kmほどの登坂がある程度の平坦コース。

ボトル二本と補給食となるジェルボトルをバイクに搭載してこぎ進める。当時ロードバイクにDHバーを付けていただけなので、TTバイク勢に追い越されるも上りの強さでぎりぎり見える範囲に留められる粘りを見せてバイク終了。


ランも川沿いを行く平坦路。バイク以上に応援が多く、加油!加油!と熱い応援を送ってもらいながら走り進める。スタート前こそKONAを意識していたものの、レース終盤には中国の柳州まできて、観光もせずにレースしている自分に感動しながら、フィニッシュ!!

4時間16分59秒でフィニッシュ!

(写真のタイムはプロカテゴリースタートからのタイム)


KONAへの出場に重要なのはタイムよりも年代別カテゴリー順位!

ほとんどのカテゴリーで1人だけの出場権付与ではあるものの、出場人数の多いカテゴリーには2枠か3枠の出場権が付与される。


25-29歳カテゴリーはおそらく3枠。

果たして年代別順位は…


4位!!


しかしながら、上位入賞者ですでにKONAの出場権を持っている選手がいる場合はロールダウンという出場権利の繰り下がりが発生する。この望みをかけて、レース後のKONA SLOT授与式へと向かう。


この授与式には地元の愛好家というよりかはKONA狙いの欧米勢が多く出席し、緊張した空気感がある。トライアスリート憧れの地KONAへ発表を待つ。


「25-29歳カテゴリーのKONAの出場枠は…3つ!!まずその一人目は…!」


するとその選手が立ち上がる。

「僕はすでに出場権を持っているよ!」


この瞬間、ロールダウンが決定!!

海外では年代別カテゴリーでもレースを転戦するプロとして活動している選手がおり、すでにKONAの出場権を持っていようともレース転戦をするのはプロだからこそだろう。


2位と3位の選手がKONAの出場権を手に入れ、そして4位の発表!

「LUCKY MEN!4th palce Masaaki Kurihara from JAPAN!!」


学生レベルのトライアスロンからデュアスロン日本チャンピオンとなり、そして競技時間10時間overのIRONMANへの挑戦。IRONMANの聖地であるKONAへの出場権を得た。


このKONAの出場は僕だけの出場ではない、応援してくれる仲間と見に行くためのKONAだと、それがプロアスリートエース栗原の努めだと思って10月のハワイへと向かっていく。


山梨から世界へ。

誰でも見れる景色じゃないからこそ、僕が自覚と自負を持ってみてこよう。


帰国成田からすぐに東京駅へ向かい、即席の祝勝会!

KONA出場選手だからこそもらえる記念メダルは宝物だ。

初出場のKONAへ。最高峰の景色を見に行く。


2017年IRONMAN World Championships


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